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授業レポート

3年5組:古典 梅野先生の授業(2010/09/28) その1

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今日のテーマは「敬語」

授業のスタートは音読で!

P1110289.JPG教室内をぐるぐると回る梅野先生。まずは、第一段落の音読から。古文を読みながら、生徒諸君の頭も古文モードにスイッチオン!主語や人物関係をおさえながら、「言ふ人」って誰だ〜?」「語り手だ〜」ということを確認する。

今度は生徒諸君が立ちあがって、音読をする。自分のスピードでしっかり読むみ、終わった人から次々に座っていく。うーん、いかにも古文の授業の雰囲気になって来た。

P1110292.JPG文章を確認するしながら、目を通す。P1110293.JPGお腹から声をだして、古文をしっかりと読む。


登場人物のおさらい

P1110295.JPGこ、これは…、前方後円墳?P1110298.JPGわかりにくい人物相関は 図説で!


 生徒が読んでいるわずかな時間に板書が完了。図説用いて人物の相関を確認していく。そうそう、古文って生徒にとっては、誰が登場しているのか、だんだんわからなくなるんだよね。そこで、今回の登場人物のおさらい。

ここでもテンポよく生徒に発問。「登場人物は誰だった?」生徒諸君もスラスラと答える。登場人物が「紫式部」「大斎院」「上東門院」の3名であったことを確認。今回のテーマは敬語。誰から誰に敬意が払われているのか?


この問題はなかなか「やおいかん」!
敬意の主体を考えよう。

P1110306.JPG「源氏物語」は誰が、誰に作らさせたのか?読み解く鍵は「敬意の主体」にある。生徒に発問しながら、これは誰から誰への敬意かを確認していく。梅野先生も「いいでしょう!」「そうですね!」などホッとする相槌で誉め、そうでないときはわかりやすいヒントを出し、生徒諸君を正解へと導いていく。

前回のおさらい!

P1110321.JPG生徒のノートは例外なく?キレイ?本日使うプリントを配布し、前回使用したプリントを用いて、演習プリントへ敬語の種類を書き込んでいく。生徒達はノートを見たりしながら、確認、書き込んでいく。

生徒達はどんどん指名され、解答を述べていく。気が抜けない!!。梅野先生の板書の美しさの賜物か生徒達のノートもしっかりとまとめられている。

「聞かれたら、答える!」
絶対的ルール?

P1110313.JPG図説もやっと埋まりました。敬語/敬意の対象/敬意の主体が確認される。誰から誰に敬意が払われているのか。これが今回のポイント!


P1110315.JPG的確なアドバイスで解答を導く。
生徒へどんどん当てていく。梅野先生も生徒の発言をしっかりと聴きながら、的確なフォローが行われる。生徒も「わからない」とは決し言わない。あれだけ笑顔で解答を待たれたら…きっと誰でも答えるはず(^o^) そして必ず、相槌とフォロー。「いいでしょう!」「はい、これまた来たよ!」


今回のテーマは「謙譲」「尊敬」「丁寧」と生徒も苦手意識が強いところ。今回の古文の授業できちんと克服、マスターできたかな?


P1110307.JPG外で授業を見学する先生方。P1110316.JPG中で授業を見学する国語科の先生方。


今回のこの授業は公開授業に設定。2学期は鹿本高校の教諭の全ての先生方が公開授業/授業研究を実施します。梅野先生はトップバッターです。

「その2」へLinkIcon

日 時:平成22年9月30日(火)4時間目
クラス:3年5組
人 数:43名(男子24名、女子19名)
教 科:古典
担 当:梅野先生
内 容:古文『無名草子』より「紫式部」


・『精選 古典』


・教材プリントも随時配布

授業をされた梅野先生のコメント①


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 古文を苦手とし、敬遠しがちな要因の一つとして、複雑な敬語法が挙げられます。敬語が多用された文章は、読解に骨が折れるのは確かです。しかし、現代とは異なり、身分や階級の違いが明確な世界に生きていた古人が、目上の人に敬意を払う言葉に敏感であったのは当然であると言えます。敬語の種類や敬意の対象など、敬語体系について理解することは、古文の世界の人間関係を捉える上で大変重要になってきます。敬語について学び、考えること自体が、古人の世界や日本の言語文化に触れることにつながるのです。また、古語の敬語体系を学ぶことで、自ずと現代語の敬語法を理解することが可能になります。敬語を理解し、使いこなすことは、現代に生きる私たちの人間関係を円滑にすることにもつながるのだと思います。
今回は、『無名草子』の本文を用いて、敬語法の理解と定着を目指して授業を展開しました。3年生の2学期ということで、これまでに学習した敬語法の基礎を再確認し、文章中に多用されている敬語の敬意の方向を演習形式で確認するという内容でした。敬語への苦手意識を少しでも克服できるよう、生徒たちが自ら考え、自分の言葉で敬語法を説明できるような形式を取り入れました。古典の授業では、「読む」「書く」「話す・聞く」という活動を適宜取り入れ、流れを意識し、生徒のみなさんが受け身にならず、主体的に文章と向き合えるような構成を心がけています。まだまだ不充分な点が多くありますが、最初から授業者の読みを押しつけることなく、クラス全体で作品世界を味わえるような授業展開ができたらと思い、試行錯誤する毎日です。(でも、一方的に語ってしまうこともしばしば・・・)

…その②に続く…