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授業レポート

2年7組:数学 竹中先生の授業(2009/09/08) その1

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今日はD隊形で!

後ろ向きには訳がある

090908竹中先生 - 01.jpg係生徒が授業前にプリント配布 休み時間から授業準備が係生徒を中心にクラス全体で行われる。
 クラス内の机は全部前に寄せられ、係生徒によって教室後方の黒板に解説用紙が貼付けられる。
 授業準備が終わるとクラス生徒全員授業道具を持って後ろ向きに床に座る。

 (※竹中先生曰く「D隊形」の授業。授業内容に応じて他に「0隊形」「A隊形」「B隊形」もあるらしい)

090908竹中先生 - 02.jpg今日の内容はコレ!090908竹中先生 - 07.jpg大量のプリントが準備されている。


 D隊形での授業準備が終わると係生徒が事前に指示されていたプリントを配布、全員が一斉に問題を解き始める。

始業のチャイムとともに竹中先生入室

090908竹中先生 - 03.jpgみんな解きまくり★ 始業のチャイムとともに竹中先生が入室。素早く挨拶を済ませた後生徒諸君はプリントに取り組み続ける。
090908竹中先生 - 04.jpgカリカリカリカリ 生徒諸君がプリントを解いている間に竹中先生は事前に回収していた分の答案プリントを返却する。
返却する際は「満点だ、よくやった!」「気合い入れて解いたか!」「いい出来だ!」と1人1人に回答の出来具合を評価しながら手渡していく。
090908竹中先生 - 09.jpg「良く頑張った!」090908竹中先生 - 11.jpg「気合い入っとるな☆」


090908竹中先生 - 12.jpg「魂入れて解いたか☆」 私語もなく、緊張感が漂うなかで生徒諸君は誰一人として鉛筆の動きを止めることなくプリントの問題に挑み続ける。


120%集中し、それを維持し続ける!

090908竹中先生 - 13.jpg「後5分で解き上げろ」 センター試験・大学入試を意識して用意されたプリントは実戦的な制限時間が設定されている。
 時間内に正確に解答を導きだす、かなり高いレベルの集中力と思考力が求められる授業展開だが生徒諸君は慣れた(?)もの、みんなどんどん答えを導きだしていく。
090908竹中先生 - 22.jpg 生徒諸君が問題に取り組んでいる間に竹中先生は必要最低限に絞り込んだ要点・この時間のポイントを板書していく。

090908竹中先生 - 17.jpg「おい、返すぞ」 「おい、こないだのプリントも返すから」と竹中先生が2枚目の答案プリント返却を始める。

090908竹中先生 - 20.jpg「ここは詰めが甘いぞ!」 生徒諸君がプリントの問題に集中しているときにわざと集中力を切ろうとするかのようにプリント返却が始まる。
 しかしみんなは礼儀正しく答案プリントを受け取るとすぐにまた問題を解き始め、誰一人集中力が途切れることがない。
090908竹中先生 - 21.jpg「気合い入っとる答案だな!」 プリントを返す際の一人一人への解答内容についての注意・激励のコメントは忘れない。
 生徒諸君の返事もしっかりしていて気持ちよい。

「よかや!ささっと採点すっぞ!」

 制限時間が来たら、お互いの答案をチェック!、短時間だが自分のミスに気付く時間が与えられる。
 その後はマシンガンのようなスピードで次々に解答が読み上げられ、一気に自己採点が行われる。
090908竹中先生 - 24.jpg「採点すっぞ!」090908竹中先生 - 25.jpg丸!丸!丸!
090908竹中先生 - 26.jpg丸!丸!丸!090908竹中先生 - 28.jpg「チェックできたか?」

「その2」へLinkIcon

日 時:平成21年9月8日(火)4時間目
クラス:2年7組
人 数:45名(男子17名、女子28名)
教 科:数学Ⅱ
担 当:竹中先生
内 容:位置ベクトルの徹底理解
使用教材
    ・演習プリント(小)15枚
    ・演習プリント(大)3枚

授業をされた竹中先生のコメント

000000竹中先生6.jpg授業者の竹中です。

 私自身毎年、有り難いことに、生徒に恵まれて、気持ちよく授業をさせてもらっています。拙い授業ですが少し説明をさせていただきます。

 私の授業の組み立ては、スモールステップの原則多重ループの原則インタラクティブの原則の3原則からなります。
 数学の力をつけることは、日々の授業の中で、小さなブロックを毎日1つ、1つ積み上げていく地道な作業の連続です。一つでも使えない知識・技能があればそこから先が解けない、即ち大学入試問題を完答できない場合がほとんどです。
 努力が足し算ではなく、かけ算の世界であると言えます。どこかに一つ0が含まれていれば全体はゼロになってしまいます。たった一つの知識技能の欠落が入試に致命的な影響を与えかねません。

 授業で教科書を使うことが無く、プリントにより授業を進めていますが、実は教科書に忠実に授業をしています。
 スモールステップのプリントの構成にして自習自得をさせることで、自ら考え、自ら学び取る環境を整備し、自宅での学習をしやすくしています。授業で理解出来ない内容を自宅で温め直すことは難しく、意欲も湧きません。
 プリント配布の仕方を多重ループの構成にして、定着と理解の深度を深めるとともに、躓いた部分を理解できるチャンスを再び与えるよう配慮しています。無論反復することにより、問題が手に馴染んできて、解答時間が短くなり、余った時間は、より難易度の高い問題にチャレンジすることも出来ます。
 また、インタラクティブを常に意識しています。例えば、日々の宿題にコメント欄と解答した時刻と解答時間の欄を設定し、解答してきた内容だけでなく、生徒が家庭で何時頃、どのくらいの時間をかけて勉強したかを確認します。
 生徒がコメントを書いてきた時には、コメントをつけて返却しています。また解答に異常に時間がかかっているときには、授業がわかりにくい証拠であるため、授業前半の前時のリハビリ部分を増やしたりしています。
 学習シート評価編では、考査終了毎に授業への要望・感想・自己評価などを書かせて、教科書の基本事項の定着確認と生徒のモチベーション管理を心掛けています。

 生徒は一人の例外なく力を持っています。あとは、意識の問題です。
 生徒の能力を少しでも引き出すことが出来るように、「変化」をおそれずに、「生徒」に対応出来るよう、生徒以上に研鑽を積んでいきます。