地域の状況
・深田村について
深田村は、熊本県の南部、人吉盆地のほぼ中央に位置しており、村の南方を球磨川が東西に流れ、村内の山間部に源を発した銅山川、田頭川が南部の平坦地を経て球磨川に合流しています。これらの地域では、古くから肥沃な水田が開け、村の穀倉地帯で水稲、プリンスメロン、花卉、葉タバコ、い草などが作付けされ代表的な農産物となっています。
集落もこれらの河川に沿って点在している人口2,000人余りの閑静な里です。
あまり知られていませんが、深田村は江戸時代から昭和初期まで銅山で栄え、球磨川には銅鉱石を積んだ船が往来していたといわれています。
また、球磨郡独特の中世文化がこの村にも花開き、その歴史の香りを勝福寺跡毘沙門堂(仁王門)に偲ぶことができます。
現在では、銅山の面影はありませんが、豊かな自然と文化に恵まれた村として地域づくりを進めています。
・深田村 村民憲章紹介 (平成6年2月21日制定)
わたくしたちは 深田村民であることに誇りをもち 教養と文化をたかめ 豊かで明るく住みよい村にするために ここに村民憲章を制定する
村花 ツバキ
村鳥 セキレイ
1.自然の恵みに感謝し 心なごむ美しい村をつくります
1.古きを尊び未来への夢を持ち 文化の向上につとめます
1.かけがえのない命を大切にし 心と体の健康づくりにつとめます
1.仕事に喜びと誇りをもち 村の発展につとめます
1.笑顔でささえあい 心豊かな村づくりにつとめます
臼太鼓踊り
熊本の代表的な郷土芸能で、県・村の無形民族文化財に指定されています。水牛や鹿の角を模倣した兜をかぶり、臼太鼓を鐘の音に合わせて打ち鳴らす勇壮な踊りは相良公が士気を鼓舞するために奨励したといわれ、また源平合戦を模したともいわれています。
村内に3つの地区保存会があり、いずれも代々受け継がれています。
毘沙門天立像
勝福寺跡毘沙門堂に八躯(体)安置されている仏像は、県指定重要文化財に指定されています。平安末期から鎌倉時代に造られた貴重なもので、その内の高さ2,42mもある毘沙門天立像は、窓越しに見ても迫力があり、「勝って福をなす」として信仰を集めています。
オオサンショウウオのすむ村
国の特別天然記念物に指定されている体長1mにもなるオオサンショウウオが村内を流れる球磨川から続けて2匹保護され、内外の話題となりました。現在では国の許可を受け、役場裏手の湧水池で大切に飼育されています。
高山運動公園
くまがわ鉄道「おかどめ幸福駅」・「免田駅」から車で10分以内の深田村のほぼ中央にある公園です。多目的体育館をはじめ、野球コート1面、ソフトボールコート1面、ゲートボール場4面、全天候型テニスコートが3面(いずれも照明付)、児童公園やコミュニティーセンターなどスポーツレクレーション・憩いの場として楽しめます。
また、郡内を一望できる中世城跡「高山」は子供でも気楽に登れる山として遊歩道が整備されています。

天子の水公園
天子の水の由緒は古く、遠く景行天皇の時代に遡ります。熊襲親征のおり景行天皇がこの地にしばらく御輿をとどめられたことから聖地とされ、湧き水を愛飲されたため天子の水と名づけられたといわれています。
車道から50〜60m下り、公園化された石段を降りると、ひっそりとした水場が現れます。清らかで豊かな水量は、年間を通して変わることなく湧き出ています
※ 第54回国民体育大会深田村実行委員会の冊子より一部を抜粋しました。