社会、地理歴史、公民
問題解決能力をはぐくむ社会科、地理歴史科、公民科学習の創造
 〜児童生徒の「問い」と「資料活用能力」に着目して〜

 本研究では、平成10年度から問題解決能力の育成に向けた取り組みを行っている。特に本年度からは、児童生徒の実態を把握することが必要と考え、社会科、地理歴史科、公民科における問題解決的な学習の重要な要素である「問う力」に関する調査並びに、それにかかわる「資料活用能力」の育成に焦点を当てた研究に取り組むこととした。また、学習のネットワークの観点からは、小・中・高校の連続性を重視し、各段階における「学び方」にかかわる学習技能に関する基本的な指標の作成も試みた。


1 研究の目的
(1) 教育課程実施状況に関する総合的調査研究の結果から

小学校社会科については、「自分なりの根拠をもって考えをまとめたり、説明したりする力についても大むね良好であるが、知識・理解などに比べるとやや低い状況」、中学校社会科においては、「(社会科的)事象についての基礎的な知識・理解、社会的事象への関心・意欲・態度は良好であるが、学習内容から疑問を引き出し自らの課題を設定し調べる力、資料を活用する力や多面的に考察し自分の考えを表現する力については、低い状況」と指摘されている。

これらのことは、社会科における新学習指導要領における社会科授業の改善の以下のポイントと結びついている。

学び方や調べ方の学習、作業的、体験的な学習などを通しての問題解決能力を高める授業の充実

事実を認識する学習の充実

選択力の育成を図る授業の充実

(2) 平成10年度(1年次)研究の課題から

1年次の研究においては、問題解決能力の育成を目指す観点から、「学習過程」「評価活動」等の工夫に取り組んだ。その中で特に以下の点が課題として残った。

学び方の基礎・基本とは何かを明らかにする。

○ 小・中・高校での指導の系統づけをいかに図るか。

児童生徒の学習問題作成の実態を調べる。 

○ それにかかわる教師の支援のポイントは何か。 等

 以上の課題を踏まえ、2年次の研究の目的を設定した。 

(3) 研究の目的
 
児童生徒一人ひとりの主体性を重んじ、自らが問題を見つけ、自らの方法で調べ解決していく「学び」を中心とした、問題解決能力をはぐくむ学習の在り方を追究する。

2 2年次の研究の視点及び方法
 
(1) 研究主題「問題解決能力をはぐくむ社会科、  地理歴史科、公民科学習の創造」について、考察を行なう。
(2) 問題解決的な学習の成立の要件を探るために、各学年、学校段階別の子どもの学習問題づくりの傾向性を探る調査と支援の在り方を明らかにする。

(3) 小・中・高校で同じ素材を用いた検証授業を通して、子どもたちに身につけさせておく学習技能の系統を探る。

3 研究の内容

(1)「生きる力」と問題解決能力

@ 社会科、地理歴史科、公民科における「生きる力」の考察〜教育課程審議会答申から〜

社会科、地理歴史科、公民科のねらいは、以下のように集約できる。
 
 我が国の国土や歴史に対する理解や愛情を深め、社会に対する多面的な見方を培い、国際社会に生きる民主的、平和的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質を養う。

 この能力・態度等の資質の育成のためには、自ら学ぶ意欲や思考力・判断力・表現力などの資質や能力の育成を重視する観点から、何よりも知識を一方的に教え込む教育から、子どもたちが自ら学び、自ら考える教育への転換を図ることが必要となる。いうならば子どもの学びの視点に立った「学び方」を大切にした学習の構想が図られなければならないということである。

また、「教育課程審議会答申」の基準の改定のねらいによると、「(児童生徒に)知的好奇心・探求心を持たせ、自ら学ぶ意欲と主体的に学ぶ力を身に付けるとともに、論理的な思考力、判断力、表現力、問題を発見し解決する能力を育成し、創造性の基礎を培い、社会の変化に主体的に対応し行動できるようにすることを重視する必要がある。」とされている。これまでも、社会科、地理歴史科、公民科は学習に問題題解決の方法を取り入れ、児童生徒が社会的事象に自ら問題を見い出し、問題を解決していく過程を学習の過程としてきた。

いうならば、児童生徒の問題意識を尊重し、問題解決的な学習を展開することによって児童生徒が自ら主権者として成長していくことを支援できるのである。

社会科においてはぐくむ生きる力のとらえについて、澁澤文隆氏は、「問題解決能力や社会性の育成を分担することが妥当と考えられよう。」と指摘している。

このことからして、本教科ではぐくむ生きる力の要素を次のようにとらえる。
 
問題解決能力と公民的資質の要素である社会性

また、問題解決能力については、北俊夫氏の考えを参考に次のようにとらえた。
 
 問題解決能力とは、生活や学習のなかで遭遇する課題や場面において、様々な情報の中から自分にとって本当に必要とする情報を取捨選択しながら、主体的に自らの考えや解決策を築き上げていく力及び自己の生活に生かしていこうとする能力

A問題解決的な学習における児童生徒の「問い」 の重要性

社会科の学習においては、社会的事象をとらえておかなければ、何が追究すべき問題なのか表現することはできない。また、その社会的事象の内容を理解するためには、どうしても資料を活用して理解する力が不可欠である。これらのことから、児童生徒の学習問題の作成には、資料活用能力が不可欠ということができる。このことについて安西裕一郎氏は、問題をどう表現するかについて「直面している状況がどのようなものかを理解していなくては問題を適切に表現することはできない。」「問題を表現することによってはじめて状況が理解できる。」と説明している。(問題解決の心理学中公新書1991 p.142)

図1問う力と資料活用能力

また、主体的に社会的事象にかかわり、追究を深めていこうとする時の児童生徒の「問い」の重要性もあげられる。このことは、社会科、地理歴史科、公民科を指導する教師が児童生徒の「問い」の発現、連続ををうながす指導を行っていくことが必要であるともいえる。この意味から、学習材、学習過程、評価も検討しなければならない。このことについて、で谷川章英氏が「『問い』の発生そのものも教育という作用を除いて考えることは困難であろうと思う。社会科の授業というものは、そうした『問い』の発生をうながし、ひいては社会というものを科学的に究明していく基盤をつくるものである。」と述べている。(問題解決学習の理論と方法 明治図書1995 p.72)

 さらに、本教科にかかわる学習過程は、デューイの思考論を基本的な授業構成の枠組みとしてきた。これらの学習の過程では、学習開始の初期の段階において、学習課題の設定(教師から、児童生徒から)がなされる場合が多くみられる。この段階における(社会的事象と出会った)児童生徒の問い(疑問等)の質がいかなるものであるか、またこれを高めていくためには、どのような支援が必要なのかを検討していかねばならない。

B発達段階による児童生徒の「問い」に関する調査と指導の改善

児童生徒の「問い」の作成に関する調査

 問題解決的な学習の在り方を探るために、児童生徒の社会的事象に関する「問い」の表現について小学生3〜6年生437人、中学生184人、高校生95人に対して、以下のような調査を実施した。

 資料調査紙例(中学1年生用)
 
  下の文章を読んで質問に答えてください。
 ロシア連邦と周りの国々は、今までの工業の生産の仕組みを大きく変えようとしている。それは、製品の価格を自由にしたり、国営工場を株式会社にすることや、軍事工場の生活に必要な品物の生産の割合を増やしたり、製品の種類を変えたりすることである。しかし、資金の不足による生産設備の老朽化、技術のおくれ外国製品との競争、新しい生産の仕組みに対応する法律の整備のおくれなどが、生産の仕組みをさまたげる大きな原因となっている。さらに、かつては原材料や部品、エネルギー資源などは国の機関から配分されていたが、ソ連の解体後は独立した各国の結びつきが弱まって、生産に必要な資材の供給が止まったり、製品の販売先がせばまってしまうなどの問題も起こっている。その結果、ロシア連邦と周りの国々はいずれも工業生産の低下になやまされている。
 私たちは、この文章をもとに、これまでの世界の諸地域の学習を生かし、ロシア連邦と周りの国々について調べることにしました。      (教育出版より)

1 上の文章を読んで、あなたが学習問題(課題)を作 るとすれば、どのような問題(課題)を作りますか。 考えたことをいくつでもよいので、書いてください。

調査結果

 ここでは、表現された問いを以下のように分類した。

図24つの「問い」の類型
 
疑問驚き型
児童生徒の心に生じた素直な疑問や驚きを表現したもの
「〜山は高いな。」「今と昔は違うな。」等
事実追究型
社会的な事実をありのまま問うもの「〜町はどんな産業が盛んか。」
「〜市の人口はどのくらいか。」 等
論理追究型
因果関係や比較など論理的な思考を伴うもの
「〜作りがなぜさかんになったか。」「〜とどのように違うのか。」
意思決定型
自分なりの考えを表し、追究の態度を決めるもの
「〜にはどうしたらよいか。」「〜をどう活用すればよいか。」

図3調査結果

小学校3、4年生では、疑問驚き型の問いとともに、事実を細かく調べていこうとする事実追究型の「問い」が多くみられた。また、小学校5、6年生になると、3、4年生に加え、論理追究型の「問い」の発現が多くみられる傾向となった。

 このことは、問題解決的学習の展開では事実を丁寧に見せる、調べさせる学習の過程の設定が必要となることを意味していると考えられる。

中学校においては、因果関係や比較などの論理的な思考が発達し、そのことが「問い」の発現にも強く見受けられる。中学生という発達段階に応じて、事実を基にした論理的な思考力の育成が必要となってくる。思考力育成の鍵が知識・理解にあることからすれば、知識・理解を通した思考力育成の在り方が課題となると考えられる。

○ 高校1年生では、事実追究型の問いが中学校 より増加している。これは、事実理解(知識)に終始することの多い学習過程の中で、生徒が自ら「問い」を発していく場の確保が1つの課題となっていると考えられる。

(2) 児童生徒の「問い」の発現と資料活用能力

によれば、資料活用能力についての分析をするのに、次のようなとらえ方がある。(社会科教育指導用語事典 教育出版 1986年 p.79)
 
@問題を解決するために必要な資料を収集する能力
A 資料を取捨選択する能力

B 資料を分析し、事実を読み取る能力

C資料を裏付けとしながら、読み取った事実 に意味づけをする能力

いくつかの資料と比較関連させて、結論を 導き出す能力

E資料を再構成したり、効果的な表現をする能力

これをもとに考えてみると、児童生徒の「問い」の発現をうながすためには、資料を分析し、事実を読み取る能力、またそこから思考していく能力の育成が欠かせない。

そこで、児童生徒が資料を分析し、資料から読み取る力を高め、さらに児童生徒の「問い」を生み出させていく過程の在り方が問われてくる。

(3) 小・中・高校の接続・発展を踏まえた学び方 と資料活用能力

教育課程審議会答申のねらいと小学校社会科の改善に関して、文部省教科調査官北俊夫氏は、「社会科の学習においては、自ら学ぶ意欲や思考力、判断力、表現力などの資質や能力、問題の発見と解決の能力を身につける指導を一層充実させる必要がある。そのためには、体験的な活動や問題解決的な学習、学び方や調べ方を重視し、自分の考えをまとめたり発表・報告したりする活動、調べたことや考えたことをもとにした話し合いや討論などの活動を学習過程に組み入れることが一層重要になる」と述べている。(初等教育資料 平成11年1月号)

この指摘は、これまでの「新しい学力観」によって進められた社会科学習の方向性をさらに進めるものであろうし、特に「学び方」に関しては、考えるためのスキル(学習技能)の習得と深く関連しているといえる。また、この「学び方」については、成蹊大学教授の柴田義松氏は、学んだ力(基礎的知識・技能)、学ぶ力(自ら学ぶ力、学び方)、学ぼうとする力(学習意欲)ととらえ、学ぶ力である学び方には二つの側面を考えることができるという。つまり、学び方には、ものの見方・考え方である論理的側面とノートの使い方、書き方などの技能的側面を考えることができるという。

 ここで、社会科、地理歴史科、公民科の学習においては、学び方は内容知識に埋め込まれていると考えられる。学び方だけを取り出しての指導は、成立が難しい。この点に十分に留意しながら、概括的に、小学校、中学校、高等学校において児童生徒に基礎的に身につけて欲しい学び方の技能的側面からの試案を作成することとした。


 図4 学習技能一覧例  小学校社会科の学習技能について

 
     学び方の知識や技能例
  資料活用、表現力

○写真、絵、絵地図などの資料から事実を見つける。
○インタビューの仕方

○メモの取り方

○事実から疑問をもつ

○話し合いの仕方
○絵や文字を中心とした表現

○広用紙への記入の仕 方

○身体を使った表現

○ものを使った表現

○年表へのまとめ方

 地図の活用
○絵地図より詳しく表現 させる。
○航空写真などを併用して平面地図への導入を 行う。

○方位関係を相対的に明 らかにできる。

○事物の記号化ができる。

○グラフ(棒グラフ、折れ線グラフ)、図、表、統計資料などから事実を見つける。
○電話、ファックスでの資料の収集の仕方

○手紙による聞き取りの仕方

○ビデオ、OHP等の使い方

○事典類の活用

○事実から疑問をもつとともに、追究に価する問題を見つける。

○話し合いの仕方
○絵や文字を中心とした表現

○広用紙への記入の仕 方

○身体を使った表現○ものを使った表現○年表へのまとめ方

(県内の地域まで広げての学習)
○平面地図を読み取ると ともに、作図できる力 を育てる

○地図帳の使い方

(地名あてクイズ)

・地図記号 

・縮尺


4 授業実践と考察      
学習技能の系統性と児童生徒の問題作成の実態をみるために、資料活用能力を中心とした検証授業を小・中・高校で実施した。特に授業内容の一貫性をもたせるために、農業にかかわる題材を中心とした授業を設定し、研究協力員に委嘱した。  

(1) 地理的内容の学習における小・中・高校での実践例

 
学 年
  小学校(第5学年)
  中学校(第1学年)
 高等学校(第1学年)
内 容
「食料は輸入?自給?〜これからの食料生産〜」
「東南アジア〜タイの米作り〜」
「中国の農業と食文化の相関関係」

 

 題

 

 解

 

 決

 

 的

 

 な 

 

 学  

 

 習  

 

 過  

 

 程

○食べ物の種類分け、材料分けを する。
・好きな食べ物は何だろう。

・材料は何だろう。

○材料について主に日本で作られ ているもの、主に輸入されてい るものはどれか予想する。

○「食料輸入額の移り変わりのグ ラフ」の変化について予想する。

・グラフをつくる。

・増えている理由をグループで予 想する

・「主な食料の消費量の変化」のグ ラフにより、具体的に多く消費 されているものを確認する。


 
なぜ、食料の輸入が増えているのだろうか。

○予想をグループで出し合い、調 べる内容を明らかにする。

・個人でペープサートに書く。

・黒板に張り出す。

・調べてみたいことの問題をグル ープごとに整理する。

○評価活動を行う。

○日本の米とタイの米を比べてみ る。(ジャポニカ米とインディカ 米)

○米の生産量上位5か国と米の輸 出量上位5か国を比較し、読み とれることを発表する。

○タイの米作りの様子と産山の米 作りの様子を比較し、タイの米 作りの特徴を調べる。

○タイの米作りの特徴から、疑問 に思ったことをグループで出し 合う。

○各班より話し合った内容を発表 する。

○本時のまとめをし、次時の予告 を聞き、評価活動を行う。

○中国料理の確認をする。
・中国料理といっても地方によっ て異なることを知る。

○農業地域区分線の確認をする。 ・年降水量750(800)o

・一月の平均気温ー6℃

・年降水量300o

・海抜高度500m

・福建省の丘陵地帯

・一月の平均気温10℃

・海抜高度3000m

○様々な中国料理と、その地 域 的特徴を理解する。

・北京料理

・上海料理

・四川料理

・広東料理

○農業地域区分と、その代表的料  理を一致させる。

資料活用能力についての評価項目
・複数の統計表、統計グラフを関 連づけて読み取ることができる か。
・降水量、気温、高度を地図から、 読み取ることができるか。

※実践例の詳細等は本教育センターホームページ「社会科、地理歴史科、公民科」を参照されたい。


(2) 検証授業からの考察
@ 小学校における検証授業では、食料輸入、食 料生産額のそれぞれの変化を示すグラフを見て、2つの関係について活発な意見が出された。それぞれのグラフから読みとれることと読みとれないことを児童に明らかにさせることが教師の 支援の鍵となる。

A 中学校における検証授業では、タイ米の実物、タイと日本の米作りの風景の写真、耕地面積、耕地1ha当たりの米の収量、米の生産量さらに、世界の米の生産量と生産国、米の輸出国の表等の資料が準備された。生徒たちは資料の読み取りや両国の米作りの様子の比較等を熱心に行った。
 

写  真

「資料を関連づけて課題を明らかにする」

  生徒の作成した学習課題には次のようなものが見られた。(図5)

図5  本時の生徒の学習問題(原文のまま)
 
○ タイでは何日で田植えをして、何日で稲刈りをするのか。
○ タイの人は農業をしている人がなぜ多いのか。

○ 耕地1haあたりは日本が2.7倍あるのに 輸出が低いのはなぜか。

○ 田植えも近所で行うのが文化なのか。

○ 米をとったあとのわらはどうするのか。  等

 生徒が作成した学習問題からも、「問い」の類型として示した「事実追究型」「論理追究型」が見られた。小学校の検証授業において話題となった「資料から読みとれることと読みとれないことを明らかにする」ことをもとに、複数の資料を組み合わせて思考させていく際の教師の問いかけが重要であることが明らかにされた。

高等学校における検証授業では、中国の白地図に農業の基準となる降水量、平均気温、高度を記入して、これらと農業生産量及び食文化と関連させる内容であった。地図や参考文献の利用・活用方法を高校生の認識段階に対応したものとするための基礎的な技能の習得のさせ方及び支援の在り方が課題である。

小・中・高校の検証授業を通して、各校種で身につけたはずの資料活用能力が、必ずしも十分に発揮されていない様子が見られた。各校種段階において、何を身につけさせていくべきか具体的な検討が必要である。

5 研究の成果と課題

(1) 研究の成果

本研究は、問題解決能力の重要な一部ともいえる児童生徒の「問う力」、「資料活用能力」について、小・中・高校の発達段階に応じて分析を行った。その結果として、以下のことが考察される。

「問い」の作成に関しては、小学校3、4年生においては、丁寧な事実の追究がなされる必要がある。小学校5、6年生では、論理的追究型の「問い」をもつ児童も現れてくるので、事実の追究の後に論理的な思考を深めていく場が設定されなければならない。

 中学校では、論理的な思考力育成のための学習過程の検討が必要である。また、高等学校での学習に耐えうる学び方の習得が求められる。

 また、高等学校においては、より深い事実認識の力を身につけさせていき、生徒の思考力の育成のためにも生徒自身が「問い」をもち、深めていく学習過程の工夫が求められる。

(2) 今後の課題

○ 児童生徒の資料活用能力と「問う」力を高めるための各段階の指標の作成及びこれらの力を高めていくための教師の支援の在り方の検討

○ 新学習指導要領に対応した指導計画の作成